バイオ医薬品研究における課題解決に取り組むライフサイエンス企業、Unchained Labs株式会社は、STUNNERでLNPの大きさとサンプル中に含まれるTotal RNA量測定を可能にする新アプリケーションをリリースしました。Unchained Labs株式会社は、遺伝子治療分野に注力しており、すでにAAVの力価測定を迅速に行うアプリケーションもリリースしています。
STUNNERはマイクロ流路を使用したフォーマットで、UV/VisとDLSを搭載し、サンプル 2μLで96サンプルを一度に解析可能です。96サンプルを測定したとき、測定時間は約1時間で済みます。

動的光散乱法(DLS)による粒子径の測定は、脂質ナノ粒子(LNP)の主要な分析技術の一つですが、多くのDLS測定器では一度に1つのサンプル測定に留まり、サイズに関する回答しか得られません。一方、RNA-LNP中のRNA濃度を測定するために使用される色素ベースの蛍光アッセイはいくつかありますが、すべての人に好まれるツールではありません。LNPを不安定化させるために使用される界面活性剤は、蛍光を妨害する可能性があり、アッセイはダイナミックレンジが限られており、また色素は非常に高価になります。UV/Vis吸光度は、精製サンプルのRNA定量のために古くから存在しており、LNPサンプルの濁りが原因で、ほとんどのUV/Vis分光光度計では正確な測定値を得ることができませんでした。

そこでStunnerは、ハイスループットDLSと短い光路長のUV/Visを組み合わせて、濁度の高いRNA-LNPサンプルでもサイズとトータルRNAを定量化することができるように開発されました。
Stunner は、わずか2 µLを使用して約1分間でRNA-LNPのサイズ、サイズ分布、トータルRNA濃度、濁度を完全に読み取ることができる初めてのプラットフォームです。Stunnerは、LNPの最大96サンプルのUV/VisとDLSの両方を、わずか1時間で読み取ることができます。さらに高いスループットが必要な場合は、StunnerはマイクロボリュームのSBSフォーマットプレートで自動化に対応できます。

LNPは、紫外および可視域全体にわたる光散乱によって支配されたUV/Vis吸光スペクトルを有するため、ほとんどのUV/Vis分光光度計では、これらの複雑なサンプルからRNAの濃度を決定することが困難または不可能になります。
これは、目視では高レベルの濁りまたは曇りとして確認できます。StunnerはUnmixアルゴリズムを使用してRNA-LNPsの吸光スペクトルをデコンボリュートし、この全体的な信号に対する濁度、RNA、およびその他の成分の個々の寄与を決定します(図)。Stunnerは、最大96サンプルのDLS測定を1時間以内に実行し、結果を概要として表示するため、平均サイズおよびサイズ分布を眼で見て素早く比較することができます

Stunnerは、一度に最大96サンプルまでのDLSを少量、高スループットで提供し、1時間で平均サイズとサイズ分布を得ることができます。Stunnerは、再現性の高いDLS結果に加えて、試薬不要のトータルRNAの定量化により、色素、界面活性剤、標準物質の必要性を軽減します。

<連絡先>
Unchained Labs 株式会社
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2丁目9−2
PMO神田岩本町 3階
Tel: 03-3526-2811
Fax: 03-3526-2813
Website: https://www.unchainedlabsjp.com/

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