2021年11月28日(日)~30日(火)に開催される、第43回日本バイオマテリアル学会において、以下の発表を行います。
 是非ご参加、ご視聴下さい。


【口頭発表】

◆X線分光を用いた生体親和性ポリマー水和水の状態評価◆
(尾﨑 孝一、八尋 惇平、中田 克、国須 正洋)
ポリマーの生体適合性発現には、ポリマー周囲に水和した水が重要な役割を果たしていると考えられています。そのため、水分子を特徴づけている水素結合状態を調べることは重要です。本発表では、X線分光を用いてポリマーと水和水の水素結合状態を調べた内容について紹介します。

◆ポリビニルピロリドン水溶液における中間水の低温結晶化現象の解析◆
(中田 克)
ポリマーの生体適合性発現に寄与しているとされる中間水は低温結晶化を示す水として熱分析で分類され、低温結晶化そのものの現象を把握することは中間水を理解するうえでも重要です。本発表では、ポリビニルピロリドン水溶液を対象に、低温結晶化過程での氷の形成メカニズムを調べた結果について紹介します。

◆非標識超解像顕微鏡による温度応答性高分子の相分離液滴形成過程の観察◆
(内山 博允、中田 克、松村 和明、廣瀬 智香、豊増 孝之、加藤 淳、大塚 祐二)
温度応答性高分子は、温度によって水に対する溶解性が変化し、バイオマテリアルやDDS分野で活用が期待されます。本発表では、温度応答性高分子について、温度変化に伴う相分離初期の液滴の形成過程や挙動を非標識かつ高分解能なレーザー顕微鏡観察を行った結果について紹介します。

◆生体吸収性Mg合金の微細構造解析◆
(杉山 直之、加藤 淳)
ステントやスーチャーアンカーなどの生体吸収材料向けへの展開が期待されている Mg 合金(WE43)について、添加物である希土類元素を中心とした粒界相の分布、構造に着目し、走査型電子顕微鏡(SEM)、および4次元走査透過型電子顕微鏡(4D-STEM)をベースとした結晶方位解析、元素分布解析を実施した事例を紹介します。


【ポスター発表】

◆NanoSIMSを用いた肺組織上ACE2の高空間分解能イメージング◆
(松田 和大、鬼塚 拓男、神田 純子、 森 龍真、藤田 康彦、宮内 泰、白石 彩香)
NanoSIMSは細胞レベルで高感度な元素イメージングが可能な手法であり、バイオイメージング分野においても注目されています。今回、独自に開発した標識二次抗体を用いた免疫染色と、NanoSIMSの組み合わせにより、新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)の受容体タンパク質として知られるACE2を、従来法である蛍光顕微鏡よりも高空間分解能でイメージングした事例を紹介します。


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