研究から量産化まで対応したエレクトロスピニング法によるナノファイバー製造システム【キコーテック】

(2019.08.29)
Bioinicia社のFLUIDNATEKシステムは静電紡糸法(エレクトロスピニング)や静電噴霧法(エレクトロスプレイ)などの電気流体力学的手法を利用したマイクロファイバー・粒子製造システムです。バイオポリマー、タンパク質、炭水化物、高分子、合成ポリマー、天然ポリマー、ゾル-ゲル材料など、他種多様な材料からナノファイバー・ナノ粒子を製造することが出来ます。エレクトロスピニングで作製したナノファイバーは多孔質でヒトの細胞外マトリックスに似た構造であることが知られています。その特性を利用して生体適合性の高いナノファイバーを用いたステントや経皮パッチ、創傷治癒向けの医療用足場などの開発実績があります。また、室温で作製するため、ビタミンなどの活性成分やプロバイオティクス、抗生物質や抗菌剤などをカプセル化することが可能です。カプセル化することで、酸化防止や消臭効果、生きたままプロバイオティクスを効率よく腸内へ届けることなど安定性が向上します。またカプセルの材料の種類や濃度を変えることで、カプセルのサイズを任意に変更することができるため、活性成分の徐放速度を調整することが可能であることから、機能性食品や製薬の研究開発にも適したシステムです。
実験レベルの卓上装置から産業生産のための完全自動化装置まで、全てのスケールの製造システムを取り揃えており、実験レベルで設計したレシピがそのまま工業生産用にも利用することができるため、スケールアップに伴う条件の再検討などは必要ありません。
更にBioinicia社では受託サービスとして研究開発や工業生産も行っており、概念実証の効率化や量産化へのリスク軽減などが可能です。受託サービスとシステムの導入とスケールアップを組み合わせることで、製品化にかかる時間を大幅に短縮することができます。

【製品ラインナップ】
FLUIDNATEK LE-10: Benchtop Laboratory Tool
FLUIDNATEK LE-50: Advanced R&D Tool
FLUIDNATEK LE-100: High-Advanced R&D Tool
FLUIDNATEK LE-100 Bio: R&D and Manufacturing System for medical companies
FLUIDNATEK LE-500: Pilot-Production Plant

【原理】
静電噴霧法は、生体高分子やポリマーの溶液の入ったシリンジの先端に高電圧を加えることで、液体表面を不安定化させ、ナノからマイクロのサイズの液体を噴霧する方法です。一般的に粘性が高い溶液ではファイバーが、粘性の低い溶液では粒子が形成され易くなります。

【特長】
●パラメータの設定により、ファイバー/粒子サイズの厳密な制御が可能です。
●高い均質性 (ファイバーまたは粒子のサイズのばらつきの低さ) を保ちます。
●室温プロセスで行うため、ビタミンやタンパク質などの生物活性物質や生細胞を分解・死滅させることなくカプセル化できます。

【応用例】
●経皮パッチや美容パックの研究開発
●人工血管や、創傷治癒シートなど再生医療のための足場製造
●カプセル化による活性成分の安定性の向上(ドラッグデリバリーの制御、バイオアベイラビリティの増加など)
●生細胞やプロバイオティクスのカプセル化

Bioinicia社のFLUIDNATEKシステムについてはこちらから。
http://www.kiko-tech.co.jp/products/bioinicia-fluidnatek/

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<お問い合わせ>
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