2021年のノーベル生理学・医学賞は、「温度と接触の受容体の発見」でDavid Julius氏とArdem Patapoutian氏が選ばれた。米国のJulius氏は、唐辛子に含まれる刺激物質であるカプサイシンを検出する受容体であるTRPV1をクローニングし、その特性を明らかにした。TRPV1は、温度感受性TRPチャネルの1つ。ヒトには27種ほどのTRPチャネルがあり、そのうち10種は温度センサーとして機能していることが知られている。TRPチャネルの立体構造解明には、クライオ電子顕微鏡を用いた単粒子解析技術が寄与している。」

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