ラクトフェリンは、鉄結合性の糖蛋白質。鉄を捕捉する能力が強く、周囲の環境から鉄を取り除くことで様々な機能を発揮する。ラクトフェリンは1939年に赤色蛋白質として牛乳から単離された。ヒトなど哺乳動物の母乳、とくに出産直後の初乳に多く含まれる。乳腺の他に涙腺、唾液腺、好中球顆粒、血液などにも分布する。分子量は8万程度で、アミノ酸残基数はウシラクトフェリンが689、ヒトラクトフェリンが692。ヒトは哺乳動物の中でも乳中のラクトフェリン濃度が高く、ラクトフェリンへの依存度が高いといわれている。

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