肺癌は組織学的に小細胞癌と非小細胞癌の2つの型に大分される。肺癌の8割を占める非小細胞肺癌は、さらに腺癌、扁平上皮癌、大細胞癌、腺扁平上皮癌などの組織型によって分類される。日本では腺癌の発生頻度が最も高く、男性の肺癌の40%、女性では70%以上を占めている。次に頻度が高い扁平上皮癌は、男性で40%、女性では15%を占める。扁平上皮癌では気管支が肺に入った近くに発生する肺門型と呼ばれる癌の頻度が高い。大細胞癌の発症率は他と比較すると低いが、増殖が速く、肺癌と診断されたときには大きな癌組織を形成していることが多い。小細胞癌は肺癌の15%から20%を占め、増殖が速く、脳・リンパ節・肝臓・副腎・骨などに転移しやすく、その悪性度は高い。しかし、非小細胞肺癌と異なり、抗癌剤や放射線治療が比較的効きやすいという特徴を持っている。

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