日経バイオ年鑑2018【医薬・診断・医療機器】

筋萎縮性側索硬化症治療薬

(2017.12.20 00:00)

 筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)は主に中年以降に発症する全身の運動神経が侵される疾患である。米国ではメジャーリーグベースボールの人気選手であったルー・ゲーリッグ(1941年に死亡)がこの病気に罹患したことから別名「ルー・ゲーリッグ病(Lou Gehrig's disease)」とも呼ばれる。ALSは1869年に、フランスの脳神経内科医のJean-Martin Charcot(1825年-1893年)によって初めて報告された。Charcot医師は、運動がしにくくなって筋肉が痩せてくる患者の中で、運動に関係する脊髄部位に限り病理的な変化を認めた症例にその病名をつけた。

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