パーキンソン病(Parkinson’s Disease)は、アルツハイマー型認知症と並ぶ代表的な中枢神経変性疾患である。若年性パーキンソン症候群を除いて、一般的には中年以降に発症し、ゆっくりと進行する。厚生労働省が2015年12月に公表した「平成26年患者調査」では、国内の患者数は、男性6万2000人、女性10万1000人の合計16万3000人。08年調査の13万9000人から2万4000人増加した。さらに1987年の調査では7万6000人であったから28年間で患者は倍増以上の数となった。アルツハイマー型認知症と同じく、加齢と発症率には高い相関があり、2014年の国内統計でも65歳以上の患者数が13万8000人と全体の85%を占めている。最近では、細胞が細胞外の物質を取り込む過程の1つであるエンドサイトーシスやリソソームの機能と関連する遺伝子と、パーキンソン病の発病との関係の報告がなされている。

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