ブナシメジ、エリンギ、マイタケなどの栽培大手であるホクトは、2018年3月期の売上高658億円(前年同期比4.2%増)、営業利益22億5000万円(同34.3%減)と予想している。旧富山きのこセンター近隣に52億円で建設したセンターが2016年9月上旬からブナシメジの収穫・出荷を開始した。研究部門では品質管理体制の強化と付加価値の高い新製品の開発に取り組んでおり、10億円かけた長野市のシイタケ栽培技術研究施設は2015年7月に完成してシイタケの量産化研究に注力している。2017年5月には、きのこ原料由来のサプリメントを製造販売し特許も有している米Mushroom Wisdom社とサン・メディカ(東京・港)の株式を100%取得すると発表した。ホクトは、日本唯一の「きのこ総合企業」として自社の発展に寄与すると判断した。同社は1983年に設立したきのこ総合研究所でキノコの機能性を実証する研究成果を蓄積し、ライフサイエンスへの貢献を目指している。エリンギの肝障害予防効果やブナピーの動脈硬化抑制作用、マイタケの抗アレルギー作用など多くの生理活性機能を確認し、またアガリクスによる癌抑制作用を見いだしてきた。この買収が健康増進への寄与にシナジー効果を生むとしている。

この記事は有料会員限定です

会員の方はこちら
※Mmの憂鬱Premium会員が閲覧できるのは「Mmの憂鬱Premium」のコラム記事だけです
2週間の無料トライアルもOK!
購読・試読のお申し込み
※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)