【日経バイオテクONLINE Vol.2772】

Wmの憂鬱、日本のイノベーター、第5弾の(7、後日談)、抗体から中分子創薬への跳躍

(2017.09.28 08:00)1pt
宮田 満

 スイスRoche社は14年ぶりに日本で役員会を開催、それを記念したシンポジウムが2017年9月26日の夜、マンダリンオリエンタル東京で開催されました。Rocheグループの一員である中外製薬も総出で来賓を迎えていました。その中に、米Rockfeller大学のRichard P. Lifton総長の姿もありました。「ニューヨークはバイオベンチャーの不毛地帯だ」と嘆く同総長は、強欲なベンチャーキャピタルではなく、新たにフィランソロピーによる大学発ベンチャーの創設を追求していました。この件、あらためて米国で取材することを快諾いただきました。そしてLifton総長が近年の希少疾病用開発の画期的な成果として最も評価したのが、連載で取り上げた2抗原特異抗体、エミシズマブ(ACE910)でした。「テクノロジーの美を結集した成果だ。きっと世界的に評価される研究成果となる」(Lifton総長)。先週木曜日で、連載は一応完結したのですが、ACE910の名残を惜しんで、今回は後日談をお届けします。様々な読者からご指摘を受けて、修正した点もまとめてお伝えいたします。何としても、このMade in Japanのイノベーションをより正確に記録しなければなりません。

https://www.rockefeller.edu/about/executive-leadership/

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