【日経バイオテクONLINE Vol.2753】

Wmの憂鬱、日本のイノベーター、第5弾の(4)、中外製薬、開発断念の奈落からの再起

(2017.08.31 11:30)1pt
宮田満

 今では血友病Aのブロックバスターとなると期待が膨らむばかりの、2抗原特異抗体エミシズマブ(ACE910)だが、前臨床試験で大きな危機を迎えた。動物の血友病Aモデルでは効果が薄かった。血友病患者の血液を使った試験管内の著しい止血効果は再現できず、開発断念の土俵際まで追い詰められた。この危機をイノベーターである中外製薬研究本部探索研究部長(現中外製薬参与研究開発本部フェロー)の服部有宏氏(以後、敬称略)はどう打開するのか?

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