本命視されていた抗IL-6受容体抗体の治験失敗の裏には

 新型コロナウイルスの重症化の原因は、免疫系の異常亢進によって炎症性のサイトカインが単球など免疫細胞から異常放出されるサイトカインストームであると目されていますが、果たして本当のそうなのか?CAR-T細胞の副作用であるサイトカインストームの特効薬として認可されている「アクテムラ」(抗インターロイキン(IL)6)受容体抗体が、期待された第3相臨床試験で有効性を示すことができず、ため息がもれました。なぜなのか?まったく分かりません。今回は難渋する抗IL-6受容体抗体の治験を解剖いたします。新型コロナウイルスの治験の難しさが浮き彫りなりました。本当に簡単じゃないウイルスです。現時点では、私達は重症患者救済の特効薬をまだ手にできていないのです。前回のメールでお伝えしたLY-CoV555に対する期待が否応もなく高まってまいりました。



◎利益相反

宮田総研の合弁会社、(株)ヘルスケアイノベーション(HCI)が創成したHCI1号ファンドには第一三共、大日本住友製薬、兼松が出資、年末までに最終出資締め切りを行います。同ファンドが投資を決定した企業は現在ありませんが、逐次報告します。こうした企業群に関する執筆内容には利益相反が存在することをご承知願います。



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