新型コロナウイルスを駆逐するのはどのモダリティなのか?

 さて新型コロナウイルスの流行は長期戦の様相をくっきりと呈するようになりました。世界保健機関(WHO)の調査を基に、治療薬開発の状況を解析してみましょう。私自身の判断としては、まずは「ベクルリー」(レムデシビル)や「アビガン」(ファビピラビル)など既存の医薬品の転用が先行します。藤田保健衛生大学が主導した治験では、アビガン早期投与群が症状早期回復の傾向を示したものの、残念ながら統計的有為差を示せませんでした。患者登録数89例、47施設の他施設共同治験では、なかなか有意差を出すこと自体が至難の業であると思います。富士フイルム富山化学の第3相臨床試験の結果を待たざるを得ません。ではその後はどうなるか?新型コロナを標的にスクリーニングした新薬はこの段階では間に合いません。私は回復患者血漿やそれを代替するモノクローン抗体のカクテルこそ、流行の第2波による死亡者の増加を防ぐ鍵を握っていると思います。まずは各モダリティ別の世界の開発動向の分析から始めましょう。



◎利益相反

宮田総研の合弁会社、(株)ヘルスケアイノベーション(HCI)が創成したHCI1号ファンドには第一三共、大日本住友製薬、兼松が出資、年末までに最終出資締め切りを行います。同ファンドが投資を決定した企業は現在ありませんが、逐次報告します。こうした企業群に関する執筆内容には利益相反が存在することをご承知願います。



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