新型コロナウイルスワクチン開発を阻む2つの壁

 緊急事態宣言が全国に号令された今、ゴールデンウィーク期間中に国民がどれだけ外出を自粛できるかが、鍵を握っております。実は米Johns Hopkins大学のデータベース(20年4月19日現在)で見ると、わが国の1週間当たりの感染確認者数は下落傾向が出ております。これが更なる自粛で低落が続けば、世界が驚く感染封じ込め成功という美談になります。しかし、同じデータベースで死者数の伸びを見ると、絶対数は極めて少ないのですが、世界の一般的な死者数の増加を上回るスピードで増加し始めています。国民皆保険の神話に守られていた我が国の医療システムの脆弱性というか、油断が垣間見られています。ぜひとも防御用具供給、地域の医療機関連携、検査能力のそれぞれ拡充を急がないと、超超高齢化社会突入でも国民が安心している神話そのものが崩壊しかねません。全力で、全速力で実現いたしましょう。さて、本日はゴールデンウィーク明けの緊急事態解除を見据えると、今一番必要となる新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対するワクチン開発は可能なのか、を議論してみたいと思います。現在、米国、中国、ドイツ、英国などでワクチンの治験が始まりつつあります。我が国でもmRNAとDNAワクチンの開発が急がれていますが、本当に効果があるのか? 2つの懸念が残っているのです。



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