台風崩れの豪雨の中、2019年10月25日、国立がん研究センターで開催された第6回日本細胞外小胞学会は刺激的でした。1年前までエクソソームと呼んでいた研究者が、命名規則が変わり「細胞外小胞(EV)」と口ごもっているのも面白かったのですが、国立医薬品食品衛生研究所安全性生物試験研究センター毒性部第五室の小野隆一室長の講演が際立ちました。ゲノム編集の安全性研究からEVを介した遺伝子水平伝達にまで研究を突出させていたのです。ゲノム編集技術の新たなリスクと哺乳類の進化の謎という両極端な真実に迫っています。今回はまずゲノム編集の新たなリスクを論じます。



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エクソソームの憂鬱

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