細胞が分泌する小胞、エクソソームがmiRNAやmRNA分子、ゲノム断片、転写調節因子、代謝産物など多種の分子を内包して、細胞間あるいは個体間のコミュニケーションに関与していることが最近次々と明らかになってきました。2007年にスウェーデンの研究者が、エクソソームによってRNA分子が細胞間で伝わることを報告したことが、ブームの引き金を引きました。今では間葉系幹細胞の培養液中に分泌されるエクソソームを再生医療の治療薬として開発するベンチャーまで現れました。次回、ぜひとも紹介したいのですが、個体や種を超えた遺伝情報の交換(遺伝情報の水平伝播)にもエクソソームが関与している証拠を日本の研究者がつかんでさえいるのです。しかし、悩ましいのはエクソソームの定義です。由来する細胞の細胞膜を反映する細胞表面分子を持つことまでは確定しておりますが、小胞のサイズとCD9など暫定的なマーカーはありますが、この小胞がエクソソームだという決定的なバイオマーカーについてはまだコンセンサスが得られていません。細胞表面糖鎖が有力候補だと思い、10月30日、京都市の島津製作所の本社(いつの間にあんなに奇麗な社屋になったの?)で開催された第17回糖鎖科学コンソーシアムでエクソソームのセッションを取材しました。そこで分かったことは……。



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