米国では今やキメラ抗原受容体T(CART)細胞への投資がバブルになりました。2019年7月1日、米Stanford大学からスピンアウトした米Century Therapeutics社は最初の資金調達(シリーズA)で2億5000万ドルを集めて注目を浴びましたが、実はこれは決して高騰した訳でなく、CART細胞を開発しているベンチャーの相場に過ぎません。金余りの米国では理不尽な投資が行われるようになっています。2018年米国でのCART細胞の売り上げ「Kymriah」は7600万ドル(日本ではピーク時76億円の見込み)、「Yescarta」は2億1600万ドルでした。売り上げを上回る投資はバブルの兆しといって間違いないでしょう。警戒が必要です。
◎参考記事・記者発表
https://www.centurytherapeutics.com/media/downloads/Century-Launch-PR_7.1.19_FINAL3.pdf
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