中国が来月、2019年7月1日から中華人民共和国遺伝資源管理法を施行します。1998年から中国は中国人のDNAやゲノム情報の国外への無断持ち出しを規制していましたが、それがいよいよとてつもない高額の罰金と共に明文化されるのです。Google翻訳にすがって(したがってやや間違いがあることは否定できませんが)、全文目を通したところ、単なるDNAやゲノム情報(これをヒト遺伝資源と呼んでます)の海外流出の規制だけでなく、DNAやDNAを含む生体サンプルのバイオバンクやゲノム情報に基づいて、産業化と治安維持を図る法律でした。我が国でも骨太の方針に「ゲノム情報が国内に蓄積する仕組みを整備し、がんの克服を目指した全ゲノム解析等を活用するがんの創薬・個別化医療、難病の早期診断に向けた研究等を着実に推進するため、10万人の全ゲノム検査を実施した英国等を参考にしつつ、これまでの取組と課題を整理した上で、数値目標や人材育成・体制整備を含めた具体的な実行計画を、2019 年中を目途に策定する」とやっと明記されたものの、中国に出遅れた感は否めません。



◎参考記事

骨太の方針

https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2019r/0611/shiryo_02-1.pdf

医療そのものを変革する集団ゲノムプロジェクト

https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/18/12/03/00402/?ST=wm

1000人ゲノム計画完了、新薬世界同時開発と人生に悩むインパクト

https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20151001/187712/?ST=wm

加速度的に世界で存在感が失われている日本のゲノム研究

https://bio.nikkeibp.co.jp/article/bc/0000/0378/?ST=wm



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