【日経バイオテクONLINE Vol.3172】

Mmの憂鬱、失われた遺伝力解消で始まる本格的ゲノム医療

(2019.06.04 08:00)1pt
宮田満

 どうやら来年度の予算編成方針を決める自由民主党の骨太の方針の中に、大規模全ゲノム解析の推進が入る可能性が濃厚になってきました。最初、自民党の議員に「どれくらいの規模が必要か?」と問われて、100万人と回答したのですが、自民党の部会では10万人に縮小、骨太の方針では明確な規模を示さず、脚注に10万人程度と書かれるという矮小化の道をたどっていますが、まあ無いよりはましでしょう。でもなぜ、10万人規模の全ゲノム解析が必要なのか? その答えは明確です。全ゲノム解析や大規模な全ゲノム・レアバリアント連鎖解析(GWRAS)によって、今まで謎だった全ゲノム関連解析(GWAS)と家系調査による疾患の遺伝力(遺伝VS環境の影響割合)の差、missing heritability(失われた遺伝力)を埋めることができることがほぼ確実になったためです。隔靴掻痒だったGWASに代わり、いよいよ全ゲノム解析によって、私たち疾患関連遺伝子を網羅し、疾患リスクが計算できる時代に突入したのです。



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