【日経バイオテクONLINE Vol.3164】

Mmの憂鬱、「強いがさっぱり」vs.「弱いがしつこい」、どっちが究極のCART?

(2019.05.23 08:00)1pt
宮田満

 2019年5月22日、ノバルティスが商品化したキメラ抗原受容体T細胞(CART細胞)療法「キムリア点滴静注」(一般名:チサゲンレクルユーセル)が薬価収載されました。一回の投与で、3349万3407円と高薬価ばかりが報道されていますが、再発又は難治性のCD19陽性のB細胞性急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)および再発又は難治性のCD19 陽性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の患者の特効薬であり、ピーク時でも患者は300人を超えない見込みです。保険医療財政に対する影響は少なく、むしろこのイノベーションがヒトの宿命であった癌を駆逐する突破口を開いたことをもっと評価すべきだと思います。勿論、第一世代のCART細胞には限界があります。商品化成功とはしゃぐ陰では、もう第二世代のCART細胞の開発が始まっています。先月、タカラバイオが注目すべき技術導入を行いました。

https://www.novartis.co.jp/news/media-releases/prkk20190522

◎参考記事

次世代CARTが満たすべき6条件

https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/18/11/07/00395/?ST=STwm





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