【日経バイオテクONLINE Vol.3135】

Mmの憂鬱、ゲノム医療の前にやるべきことがある

(2019.04.04 08:00)1pt
宮田満

 現在、6月に決定される政府の骨太の方針に盛り込むべく、政府自民党ではゲノム医療の勉強会が盛んに開催されています。国民の100万人ゲノム計画や癌ゲノム医療の推進と癌パネル検査から全ゲノム検査への以降促進などが重要な柱となりそうです。しかし、国民のゲノム情報を共有財として活用するならば、国民の権利がゲノム情報の濫用によって侵害されない法的な担保も必要です。米国には遺伝子情報差別禁止法(Genetic Information Nondiscrimination Act:以下GINA法)があります。我が国でも同じ趣旨の法律が必要ではないか?と何回も主張しておりましたが、厚労省ばかりか、経産省までもがまったく関心が薄いのです。大方の官僚が熱意を持てない理由は「実際、そんな差別が問題として生じるのか?また、生じたとしても既存の法律の枠組みで対処できるから、遺伝子だけ取り上げて差別禁止法を作るのは意味がない」というものです。本当にそうでしょうか?今回、米国における遺伝子差別禁止法の有効性を検証してみました。その結果、国民の共有財産としてゲノム情報や遺伝子情報を善用するためには、やはり法的な保護は不可欠であるとの思いは募るばかりでした。



関連記事


我が国ではアンジーは乳房切除を告白できない


https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130515/168288/?ST=wm


年内に遺伝議連誕生確定、PGSにも影響必至か?


https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141014/179546/?ST=wm


"1:1の呪縛”がゲノム医療の進展を阻む


https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/16/09/14/00099/?ST=wm



  ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。Mmの憂鬱Premiumサイト(https://bio.nikkeibp.co.jp/wm/ )からならお得な料金(個人カード払い限定、月間500円で読み放題)で購読いただけます。以前のバックナンバーもまとめてお読みいただけます。

※日経バイオテクONLINEの読者は、日経バイオテクONLINEのサイトから記事にアクセス願います。

ここから先は「日経バイオテク」「日経バイオテクONLINE」の
有料読者の方のみ、お読みいただけます。

ログイン 購読お申込み
  • 「日経バイオテクONLINE Mmの憂鬱Premium」への会員登録はこちら
  • 「日経バイオテクONLINE」についてはこちら

バックナンバー新着一覧

日経バイオテク お薦めの専門書籍・セミナー

  • セミナー「データ駆動型R&Dの最新事例」
    2019年9月12日(木)開催!「データ駆動型R&D」とは何か。創薬の研究プロセスにも応用可能なデータ駆動型R&Dの先進事例を紹介。米Merck、アステラス製薬、富士フイルムなどの取り組みから学ぶ、新しい研究開発手法のヒント。
  • 最新刊「バイオベンチャー大全 2019-2020」
    日本発の将来有望なシーズを実用化・事業化へつなぐ、未上場ベンチャー267社の詳細リポート集!提携先を求める製薬企業や、投資先を探るベンチャーキャピタルにとって、バイオベンチャーの企業価値、コア技術の展望を見通すために有益です。

PR・告知製品・サービス一覧人材・セミナー・学会一覧