【日経バイオテクONLINE Vol.3109】

Mmの憂鬱、予防ビジネスの鍵握る生物学的年齢算定は可能か?

(2019.02.26 08:00)1pt
宮田満

 現在、日本人の3大死因である癌、脳卒中、心筋梗塞を治療できる医薬品を開発しても、日本人の平均寿命は3年から5年しか延長できないところまで医療が進みました。医療費の高騰も背景に、時代は治療から予防へと軸足が移りつつあります。こうした潮流に我が国の保険会社が殺到していることは、以下の記事でご紹介済みです。問題は、保険会社などで活用されている健康年齢が、民間企業JMDC社が160万人の健診データと実年齢・性別、それて医療費の分析から算出した数字だということです。主にBMIと一般的な生化学検査値など12項目だけで本当に生物学的年齢を推定できるのか? 平均寿命が毎年伸びている状況で、過去の健診データはどれほどの実用性があるのか? まあ、疑問はいっぱい出てまいります。バイオで生物学的年齢を算出すべきではないでしょうか? 現在では全ゲノム解析を行って健康リスクを算出する研究が、米国や我が国の東北メディカル・メガバンク機構で進んでおります。この健康リスクの方が、生物学的な年齢推定に役立つと期待しておりましたが、今週、もっと直接的に生物学的な年齢を測定する成果が、米国立衛生研究所(NIH)から発表されました。実年齢と今回の手法で算出された生物学的年齢の乖離が、癌のリスクとリンクしていたのです。ヘルスケアビジネスのエンジンとなる生物学的年齢算定の最前線に迫ります。


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