【日経バイオテクONLINE Vol.3101】

Mmの憂鬱、RWデータは新薬申請にもう活用されていた!

(2019.02.14 08:00)1pt
宮田満

 前号のメールまでで、スイスRoche社が癌遺伝子パネル検査のFoundation Medicine社に加えて、リアル・ワールド・データ(RWD)を収集する米flatiron health社を買収して、抗癌剤開発から患者アクセスまでの新薬開発のプラットフォーマーを目指していることを述べました。読者からは、本当にRWDなんて新薬開発に役に立っているのか?という疑問を頂きました。今回は2019年2月8日に自民党のゲノム医療WGでflatiron社のNat Turner最高経営責任者(CEO)が発表した資料を基に、その疑問に答えたいと思います。RWDはもうすぐ新薬申請に不可欠になり治験コストも大幅に削減できると、私は考えます。RWDにちゅうちょする我が国の企業はビッグファーマにさらに水を開けられてしまう危機感をもっと持つべきではないでしょうか? もちろん、厚生労働省と医薬品医療機器総合機構(PMDA)も、もたもたしている場合ではありません。

◎参考記事

医療・医薬で産業革命を引き起こすRWデータの中身

https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/19/02/08/00420/?ST=wm

再び変身に踏み出したRoche Pharma社CEOの深慮遠謀

https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/18/11/19/00398/?ST=wm

癌ゲノム医療のプラットフォームFOCdxの正体

https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/18/11/26/00400/?ST=wm

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