【日経バイオテクONLINE Vol.3095】

Mmの憂鬱、我が国再生医療のアキレス腱に挑戦する琉球大の勝算

(2019.02.05 10:30)1pt
宮田満

 我が国の再生医療のアキレス腱は何でしょうか?(【訂正】JCRファーマの「テムセル」について事実誤認がございましたので、表現を変更しました。お詫びして訂正いたします。)



 実用化までの関門は幾つもありますが、最大のアキレス腱は「国内で細胞医薬の原料となる細胞を調達できない」という神話です。今までの医療界の陋習(ろうしゅう)で、患者から採取した細胞を学術研究には放縦といえるほどまでも使用しているにもかかわらず、いざ企業(業者と呼んでいる)へ渡し、利益を上げる再生医療製品にするには医師がためらうという矛盾した状況です。企業は企業で、社会にきちっと説明し、プロセスを透明化し、堂々と産業利用すればよいものですが、社会が許さないと勝手に独り決めして、国内での細胞調達の挑戦をしてこなかったのです。

 現在、他家細胞の細胞医薬「テムセル」を実用化しているJCRファーマは、米国で調達したボランティアの骨髄細胞を利用しています。アステラス製薬も米国で細胞医薬原料のバイオバンクを構築中です。国が大支援しているiPS細胞ストック以外は他家細胞を国内調達しているのは、ごくわずかなベンチャー企業だけではないでしょうか? そのアキレス腱に真正面から挑戦するプロジェクトが、昨年から走りだしました。注目に値します。

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