米Abbott Laboratories社の会社分割を受けて、新薬のスペシャルティー企業として誕生したabbvie社の日本法人、アッビィ合同会社が創設5周年を記念した記者会見を昨日開催しました。感動的だったのは、James C. Feliciano社長が20分間、日本語でこれまでの経緯と今後の歩みを説明したことです。どうやらカンペありの演説でしたが、それでも日本に溶け込もうという努力は立派でした。この5年間で売り上げが1.4倍の845億円、従業員数も1.6倍増を実現した自信も背景にありました。昨年発売したC型肝炎治療薬「マヴィレット」が、既に市場の8割を占めるなど好調で、今年は売り上げ2桁成長、そして日本市場でTop20入りを目指します。エンジンはヒュミラの適応拡大や今年申請したリサンキズマブと抗癌剤です。数年以内に世界初のBcl2阻害薬「ベネトクラクス」とADC(抗体薬剤複合体)によって、抗癌剤領域にも我が国で参入する戦略を明示しました。中でも2018年5月25日に日本でも乾癬の新薬として販売申請をしたリサンキズマブには注目です。しかし、この新薬は単純な抗体医薬とは言えぬものでした。リサンキズマブの作用機構に肉薄します。

この記事は有料会員限定です

会員の方はこちら
※Mmの憂鬱Premium会員が閲覧できるのは「Mmの憂鬱Premium」のコラム記事だけです
2週間の無料トライアルもOK!
購読・試読のお申し込み
※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)