今回は2018年7月5日にLink-Jで開催した「スーパーエンジェルの会」のご報告をいたしましょう。我が国のバイオ産業のためのイノベーションのエコシステムには決定的に欠けている2つの環があります。第1は、シードマネーで設立されたベンチャー企業群が健全に成長し、自分たちのアイデアのProof of Concept(POC)を確実に獲得するためのミドルステージの資金です。もう1つの欠ける環は、狂おしいベンチャー企業のアイデアに投資するエンジェルの存在です。政府の科研費をシードマネーだと錯誤してはなりません。既に、既存の分類が存在する研究テーマに応募して、国の資金を獲得する仕組みです。つまり、やや新しいアイデア程度のシードが科研費ですくい上げられるにすぎません。本当に革新的なアイデアやシーズは、誰にも理解されないのが通常です。それを「面白い」と、資金を張ることができるエンジェル無しには、ユニコーン(時価総評価額10Bドル以上のベンチャー)は育ちません。我が国でユニコーンが育たない最大の理由はエンジェルがいないのと、エンジェル誕生を阻む国の精度があるためです。皆さんはバイオベンチャーでリスクを取り、睡眠時間を削って成功に導いたアントレプレナーに、ストックオプションのわながあることをご存じでしょうか? 日本は全く江戸時代から変わっておりません。

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