Wmの憂鬱、「ヘムライブラ」我が国でも承認、その背景にあったもう1つの技術突破

(2018.03.27 08:00)1pt
宮田満

 2018年3月23日に、中外製薬は2抗原特異抗体「ヘムライブラ」(エミシズマブ)の販売認可を我が国で獲得しました。日米欧3極で国産第4番目の抗体医薬の商業化が進みます。血液凝固第VIII因子に対する中和抗体が生じた血友病A患者の特効薬となります。今後、症例数が蓄積されれば、こうした制限無く、血液凝固第VIII因子の市場を代替する可能性も十分あります。まずは世界市場で2000億円を突破するブロックバスターとなることは間違いないでしょう。エミシズマブの開発物語は下記の参考記事を参照願います。必ずアドレナリンが出るほど面白い。その記事で1行だけさらっと書いた技術突破が、実は大きな意味を持っていました。このメールではそれを深堀りしたいと思います。何故、後発の米Regeneron Pharmaceuticals社が抗体医薬の商業化をリードする一角を占めるようになったか、これで納得いたしました。

https://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20180323150000.html

ここから先は「日経バイオテク」「日経バイオテクONLINE」の
有料読者の方のみ、お読みいただけます。

ログイン 購読お申込み
  • 「日経バイオテクONLINE Webマスターの憂鬱Premium」への会員登録はこちら
  • 「日経バイオテクONLINE」についてはこちら

日経バイオテク お薦めの専門書籍・セミナー

  • 製造業ゲームチェンジ ― 「バイオエコノミー」の衝撃 <テクノロジーNEXT 2018>
    2018年6月13日(水)開催 [東京・御成門]
    セルロースナノファイバー、スマートセルインダストリー、DIYバイオなど、製造業でも台頭してきたバイオ関連技術が、自動車や電機、素材、エネルギー業界などに与えるインパクト。その将来性、応用可能性を探る。
  • 「日経バイオ年鑑2018」<新刊>
    最新データからわかる、バイオ分野の[開発][市場][産業]動向。バイオ事業戦略の頼れる味方。自社のR&D戦略を描くために、マクロな視点で将来を展望する一冊です。
  • 「バイオベンチャー大全 2017-2018」
    国内の未上場バイオベンチャーの企業データをすべて網羅しました。提携先を探し求める製薬会社にとって、投資先を探るベンチャーキャピタルにとって、自社の経営戦略を見極めるうえで有益となる重要情報を開示します。

PR・告知製品・サービス一覧人材・セミナー・学会一覧