【日経バイオテクONLINE Vol.2886】

Wmの憂鬱、日英認知症会議報告、アルツハイマー病に新たな創薬標的出現

(2018.03.20 10:30)1pt
宮田満

 今回の会議のため来日した英University College London分子神経学部神経科学研究のJohn Hardy所長は、集団遺伝学によって早発性アルツハイマーにアミロイドβ(Aβ)とアルツハイマー病の神経変性にタウ蛋白質が関与することを突き止めたパイオニアです。遺伝学を駆使して、次々とアルツハイマー病の発症パスウェイに関与する遺伝子を同定しています。「早発性のアルツハイマー病は遺伝子変異によるAβの過剰生産が原因だ。一方、高齢になって発症する大部分のアルツハイマー病は、Aβの分解・代謝系の異常が発症の原因となる」と整理しました。

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