まだゴールデンウィーク真っ最中ですから、皆さんもきっとリゾート気分であるはず。その弛緩した頭脳にドスンと刺激を与えるニュースを本日はお届けいたしましょう。バイオテクノロジーは猛烈な勢いで進展しており。油断すると振り落とされてしまいます。さて、第3世代のゲノム編集技術であるCRISPR/Cas9の登場によって、DNAゲノムを持つほとんどの生物をほぼ自由自在に遺伝子操作できるようになりましたが、問題は多細胞生物をゲノム編集した場合に、どうしてもゲノム編集できた細胞とできなかった細胞のキメラになってしまうことです。このため、細胞をバラバラにしてクローニングしたり、薬剤標識遺伝子で選別したり、また生じた個体を遺伝子解析するなど、まるで古典的な遺伝子操作のような手間がどうしてもかかるのが大きな問題でした。ゲノム編集、言うほど簡単ではなかったのです。しかし、このたび、完全にこのキメラの問題を解決する技術突破が起こりました。まるでコロンブスの卵のような、この技術を使えば、遺伝的背景のそろった近交系のマウスをゲノム編集するだけで、交配する必要無くノックアウトマウス群を誕生させることができるのです。つまり革命的に遺伝子機能解析のスピードが変わってしまったのです。これによって創薬標的のPOC取得が短時間で可能となります。この遺伝子機能解析の“新幹線のぞみ号”を開発したのは、昨年動物個体の透明化技術QBiCを開発、世間を驚嘆させた若き天才だったのです。 ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。Wmの憂鬱Premiumサイト( https://bio.nikkeibp.co.jp/wm/ )からならお得な料金(個人カード払い限定、月間500円で読み放題)で購読いただけます。以前のバックナンバーもまとめてお読みいただけます。

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