さて本日は、今年ドイツで開催されたG7サミットで取り上げられ、来年の伊勢志摩サミットでも重要な討議課題となる多剤耐性菌の問題です。既存の抗生物質が効かない再発性クロストリジウム・ディフィシル(RCD)感染症は欧米で猛威をふるっており、米国では年間50万人に発生、5万人が死亡しています。治療と対策に5000億円以上も投入されています。その最も有力な治療法として注目されているのが、正常なヒトの腸内細菌叢を移植する便移植(FMT)だったのです。便も馬鹿にはできません。17株の選抜された腸内細菌の組み合わせによるFMTは何と、今年1月に総額2億4100万ドルで、ビッグファーマにライセンスアウトされたのです。この争奪戦には日本の武田薬品も加わっていたという噂もあります。皆さんもお腹の中に宝物を宿しているのです。

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