横浜市大、神経形成因子LOTUSに脳梗塞改善促進効果
トランスジェニックマウスでの検証に成功
(2017.09.20 00:00)

小崎丈太郎
横浜市立大学大学院生命医科学研究科生体機能医科学研究室の竹居光太郎教授と同大学院医学研究科脳神経学教室の川原信隆教授(研究当時)らが、神経回路形成因子LOTUS(Lateral Olfactory Tract Usher Substance)に梗塞後の軸索再生を促進、機能を改善する効果があることを確認した。脳梗塞や脊髄損傷の薬物療法の開発につながる成果だ。この研究の結果は米科学誌PLOS ONE(日本時間9月8日オンライン)に報告された。
日経バイオテク お薦めの専門書籍・セミナー
-
- ●製造業ゲームチェンジ ― 「バイオエコノミー」の衝撃 <テクノロジーNEXT 2018>
- 2018年6月13日(水)開催 [東京・御成門]
- セルロースナノファイバー、スマートセルインダストリー、DIYバイオなど、製造業でも台頭してきたバイオ関連技術が、自動車や電機、素材、エネルギー業界などに与えるインパクト。その将来性、応用可能性を探る。
-
- ●「日経バイオ年鑑2018」<新刊>
- 最新データからわかる、バイオ分野の[開発][市場][産業]動向。バイオ事業戦略の頼れる味方。自社のR&D戦略を描くために、マクロな視点で将来を展望する一冊です。
-
- ●「バイオベンチャー大全 2017-2018」
- 国内の未上場バイオベンチャーの企業データをすべて網羅しました。提携先を探し求める製薬会社にとって、投資先を探るベンチャーキャピタルにとって、自社の経営戦略を見極めるうえで有益となる重要情報を開示します。