千葉大、抗IL6R抗体でマウスのうつ病を改善

うつ病は炎症性疾患の1つか
(2017.06.07 00:00)1pt
小崎丈太郎

 千葉大学社会精神保健教育研究センターの橋本謙二教授(神経科学)と張継春特任助教(現、中国)らが炎症性サイトカインの1つであるインターロイキン6(IL6)のシグナル伝達を阻害するとうつ病症状が改善することを見いだした。かねてうつ病を炎症性疾患の1つとする捉え方があったが、橋本教授らの発見はこれを裏付けるもの。さらに、同グループは抗IL6療法が腸内細菌叢にも影響しており、脳腸連関を介して、うつ病を改善している可能性をも指摘した。この結果は2017年5月30日にTranslational Psychiatry誌に発表された(http://www.nature.com/tp/journal/v7/n5/full/tp2017112a.html)。

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