遺伝研、1時間でヒト培養細胞内の特定蛋白質を除去

独自AID法の成果をCell Reports誌で発表
(2016.03.25 01:00)1pt
河田孝雄

 情報・システム研究機構国立遺伝学研究所の新分野創造センター分子機能研究室の鐘巻将人准教授と夏目豊彰博士研究員らは、ヒト培養細胞で特定の蛋白質を素早く分解除去する方法を開発した。オープンアクセスジャーナルのCell Reports誌(最新IF8.358)オンライン版で2016年3月24日(米国東部時間)に発表した。論文のタイトルは「短鎖ホモロジー領域を持つドナーDNAによるタグ付加を利用したヒトオーキシンデグロン変異細胞の構築」。これまでモデル生物でしか実現できなかった精緻な遺伝学研究を、ヒト細胞で可能にした。この研究で作製した研究材料は全てナショナルバイオリソースから配布されるため、世界中の研究者が利用可能だ。

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