【機能性食品 Vol.327】

機能性成分1.5倍のカゴメ中玉トマトの表示

名古屋で日本農芸化学会が開幕
(2018.03.16 10:30)
河田孝雄
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 今日は、名古屋市で開かれている日本農芸化学会2018年度大会を取材しております。

 まずは、保健機能食品のアップデイト情報をお伝えします。

 特定保健用食品(トクホ)は、2018年3月14日(水)に4品目が新たに許可されまして、トクホの総数は1082品目(許可1081+承認1)になりました。

 今回の4品目はいずれも、マンナンライフのもので、関与成分は難消化性デキストリンの再許可トクホです。

 一方、機能性表示食品は、3月9日(金)に1件(C388)、3月14日(水)に3件(C389からC391まで)、届け出受理の新たな公表がありました。

 これにより、有効な機能性表示食品の届け出は1265件程度になったかと思います。この1週間では、機能性関与成分などで新規な届け出は無いようなので、個別の内容は省略します。

 今回のメールでは、カゴメが、機能性成分の含有量が1.5倍(同社のラウンドレッド比)として販売されている中玉トマトの表示を紹介します。

 先週、都内のスーパーマーケットにて、カゴメの中玉トマトを2種類、見かけましたので早速、食べ比べてみました。いずれもおいしい、新鮮なトマトでした。

 高リコピントマトと高GABAトマトです。他のスーパー店舗でも調べてみたところ、販売価格はまちまちでした。、

 商品パッケージの表示を以下に紹介します。

○リコピン約1.5倍(当社ラウンドレッド比)

HIGH LYCOPENE TOMATO
KAGOME
高リコピントマト
健康成分リコピンを、しっかりと補給
福島県産

「スーパーベジタブル」
KAGOME高リコピントマト

「スーパーベジタブル」とは、野菜の中でも、野菜に期待される成分の量などに特徴があるもの。カゴメ「高リコピントマト」は「ラウンドレッド」に比べて、約1.5倍のリコピンを含み、中までしっかり赤く、色鮮やかさと。トマト本来の美味しさをあわせもちます。

販売者 カゴメ株式会社
名古屋市中区錦3丁目14-15
カゴメお客様相談センター 〒103-8461
東京都中央区日本橋浜町3丁目21-1
0120-401-831

おすすめ美レシピ(R)
高リコピントマトとベビーリーフの美カプレーゼ(R)
調理例
カゴメ 生鮮野菜 検索

■一括表示枠内の表示■
栄養成分表示(100g当たり)
エネルギー 23kcal
たんぱく質 0.7g
脂質 0g
炭水化物 5.7g
 糖質 4.6g
 食物繊維 1.1g
食塩相当量 0g
ーーー
リコピン 8.0mg

●数値は分析による推定値です。
●生鮮品のため、成分は季節によって若干の変動があります。

○天然のアミノ酸 GABA約1.5倍(当社ラウンドレッド比)

GABA RICH TOMATO
KAGOME
GABAリッチトマト
トマトで「ホッ」と、ひとやすみ
高知県産

GABAリッチトマト

GABA(ギャバ)
GABA(ギャバ)は、正式名称をγ(ガンマ)-アミノ酪酸というアミノ酸の一種です。英語のGamma-Amino Butyric Acidの頭文字を取り、GABA(ギャバ)と呼ばれてます。GABA(ギャバ)は、現代人の生活に役立つ成分として、近年注目されています。

販売者 カゴメ株式会社 東京本社
〒103-8461 東京都中央区日本橋浜町3丁目21-1
お問い合わせは「お客様相談センター」
0120-401-831

(■一括表示枠内の表示■)
栄養成分表示(100g当たり)
エネルギー 19kcal
たんぱく質 0.7g
脂質 0.0g
炭水化物 4.7g
 糖質 3.7g
 食物繊維 1.0g
食塩相当量 0g

●数値は日本食品標準成分表(2010)を用いて計算した、推定値です。

(■別の枠内)
GABA 26.5~55.5mg

●数値は、カゴメ自社分析値です。
※青果物のため、成分は季節によって若干の変動があります。

以上が、商品に表示されている文言の抜粋です。

 トマト100g中の注目成分含有量は、高リコピントマトのリコピン量は「8.0mg」という1つの数字ですが、高GABAトマトのGABA量の方は「26.5~55.5mg」という範囲で表示されています。

 カゴメに問合せしたところ、生鮮食品は成分量に変動があるのを反映している、高GABAトマトの方は、試験販売中とのことでした。

 高リコピントマトは07年から商品化していて販売量は年6000t、高GABAトマトは2015年から試験販売を開始して試験販売量は年200t、とのことです。高GABAトマトの表示は2018年4月以降ころからアップデイトするようです。

 トマトジュースでは、リコピンやGABAの健康機能性を表示した商品が多数登場しています。生鮮食品であるトマト果実で、機能性表示した商品の登場も近いのでは、と見ております。

 1週間前のこのメールにて紹介しましたが、機能性表示食品の表示をした生鮮食品は、現在とのころ、温州ミカン、モヤシ類、精米、カンパチ、リンゴがあります。トマトは、これらに続く有力候補といえそうです。

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