【機能性食品 Vol.319】

企業と大学・研究機関の連携広がる、天野、カゴメ、東大、弘前大、産総研

(2018.01.19 13:40)
河田孝雄

 今日(2018年1月19日)は午後から、東京農業大学の世田谷キャンパスにて東京農業大学総合研究所ハラール研究プロジェクト主催シンポジウム「日本および東南アジアにおけるハラール食品マーケットの最近の動向と取組」に参加しています。企業関係者の比率が多いと分かりました。

 明日1月20日は札幌市にて、東京開催と同じ7人の方々が登壇します。

 イスラム圏は魅力的な市場です。1日5回の礼拝や断食など、イスラム教の理解を深めることがまず必要です。

 まずは、機能性表示食品のアップデイトから。この1週間では、2018年1月18日(木)に消費者庁が更新しまして、6件が追加されました(届出番号が、C315からC320まで)。今回は、機能性関与成分の新規は無かったように思います。

 有効な届け出の合計はこれで、1196件になりました。この数字は、この1週間で撤回の追加が無かった場合の件数です。撤回を検索しやすいデータベース構造に進化することを希望します。

 さて、今回は、大学や研究機関と企業との連携について紹介します。オープンイノベーションは、食品の機能性研究の分野でも活発になっています。

 昨日(1月18日)、カゴメと産業技術総合研究所が、焼結的共同研究契約を2017年10月に締結したと、発表しました。

 産総研の生命工学領域内に新たな研究スペースを設け、生命工学やAI技術活用・生産性変革などを包含した共同研究活動を本格的に開始するとのことです。

 カゴメが2018年1月に弘前大学に開設した共同研究講座や、天野エンザイムが2017年10月に東京大学に開設した寄付講座の記事を今週まとめましたので、ご覧ください。

(2018.1.15)
カゴメ、弘前大に「野菜生命科学講座」を開設
文科省とJSTのCOIで弘前大に8つ目の講座
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/18/01/13/03732/

(2018.1.15)
天野エンザイム、初の寄付講座「微生物潜在酵素」を東大に開設
放線菌のペプチド骨格など発表の尾仲特任教授が着任
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/18/01/13/03731/

 弘前大の記事末尾にも掲載しましたが、弘前大の8つの講座を以下に紹介します。

※弘前大COIの設置実績(新しい順)資金提供者「講座名称」開設期間
(出資額は非公表、設置部局は全て医学研究科)

1)共同研究講座
カゴメ
「野菜生命科学講座」
2018年1月から2020年12月末までの3年間

大塚製薬
「女性の健康推進医学講座」
2017年12月から2020年11月末までの3年間

サントリー食品インターナショナル
「ウォーターヘルスサイエンス講座」
2017年11月から2020年10月末までの3年間

生命科学インスティテュート
「ヘルスケアマネジメント学講座」
2017年8月から2019年7月末までの2年間

協和発酵バイオ
「先制栄養医学講座」
2017年2月から2019年1月末までの2年間

花王
「アクティブライフプロモーション学研究講座」
2016年12月から2019年11月末までの3年間

2)寄付講座
ライオン
「オーラルヘルスケア学講座」
2016年5月から2019年3月末までの2年11カ月

弘前市
「地域健康増進学講座」
2012年4月から2018年3月末までの6年間

PR・告知製品・サービス一覧人材・セミナー・学会一覧