寛和久満夫の深読み科学技術政策第230回

ポスドクは企業での研究も視野に入れるべき

卓越研究員事業で明らかとなった若手研究者の強いアカデミック志向
(2018.08.17 08:00)1pt
寛和久満夫=科学ジャーナリスト

 文部科学省が主導する、卓越研究員事業というものをご存じだろうか――。全国の大学と研究機関、民間企業が若手研究員を受け入れるのを促進するために支援するもので、若手研究者を受け入れると、卓越研究員1人当たり年間600万円の研究費を2年間、研究環境整備費として機関が使える資金300万円を2年間、その後3年間は200万円を補助金として、受け入れ機関が受け取ることができる。先日、2017年度の卓越研究員の受け入れ先などが公表された。民間企業側は、56ポストを用意していたにもかかわらず、そのうち決まったのは3ポストだけだった。このような結果になる原因は、博士号取得者のアカデミック志向が強いからだと考えられる。

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