寛和久満夫の深読み科学技術政策(182回)

日本の研究の危機的状況、その2

(2017.08.22 00:00)1pt
寛和久満夫=科学ジャーナリスト

 研究費以外に論文生産を低下させている要因が人材である。



 日本の研究者数は、2016年時点で66.2万人(フルタイム当量〔FTE〕換算値:実際に研究に従事している時間から割り出した人数、実数は90.7万人)であり、中国の161.9万人(2015年)、米国の135.2万人に次ぐ、世界第3位の規模である。韓国の研究者数は、2010年以降、フランス(26.7万人)、イギリス(28.9万人)を抜いて、2015年現在で35.6万人と、ドイツ(35.8万人)にほぼ並んでいる。ほとんどの国では、研究開発費と同様、企業の研究者数が最も多いが、英国だけは大学の研究者数の方が多いのは特徴だ。

ここから先は「日経バイオテク」「日経バイオテクONLINE」の
有料読者の方のみ、お読みいただけます。

ログイン 購読お申込み
  • 「日経バイオテクONLINE アカデミック版」への会員登録はこちら
  • 「日経バイオテクONLINE」についてはこちら

日経バイオテク お薦めの専門書籍・セミナー

  • 新刊「世界の創薬パイプライン2018/2019」
    海外ベンチャーの創薬プロジェクトを大幅拡充。自社の研究テーマと関連するパイプラインの動向、創薬研究の方向性や競争力、開発状況の他社比較に有益なデータとして、自らのポジショニングを確認できます。
  • セミナー「低分子薬で核酸を標的に」
    2018年12月5日開催!核酸を創薬標的とした低分子薬の創薬研究に携わっているベンチャー企業やアカデミアの専門家を迎え、最新の研究開発状況、創薬手法、創薬の課題を考える。

PR・告知製品・サービス一覧人材・セミナー・学会一覧