現在、仙台での取材を終え、東京に戻るハヤブサの社内です。わずか1時間半で東京に戻れるなど夢のようなスピードです。昨日、福島県郡山市の日本全薬工業を訪問、世界初のダニの減感作療法薬「アレルミューンHDM」(犬アトピー性皮膚炎治療薬、2014年6月1日発売予定)と、今年10月から同社がサービスを開始する2000リットルのディスポ型培養槽によって、組み換え蛋白質をBMP受託製造する施設を取材して参りました。新薬開発を行うと同社が宣言して10数年目の快挙です。アレルミューンをペットだけのものにするには誠に勿体ないほど、抗原特異的な免疫抑制作用を示していました。十分、ヒトにも応用可能なコンセプトと技術であると思います。しかも、蚕の生体を利用した組み換え蛋白質製造システムを完成、GMPで製造していました。郡山の周辺の養蚕農家を巻き込んだ、高付加価値産業が姿を現していたのです。まさに、郡山にバイオの奇跡が起こりつつあります。海外では革新的バイオ技術は動物薬で実用化が先行します。私が郡山に注目せざる理由です。ここにわが国の次世代バイオの芽吹きがあります。

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