米Google社が患者団体と組み、自閉症ゲノム計画の支援を始めるなど、ICTとバイオの融合が急速に進んでいます。知識資本主義で最も価値ある情報は生命に関する知識ですから、これはもう押しとどめられない動きです。この件に関しては木曜日のメールで詳報いたします。本日は早稲田大学の小保方博士論文の調査委員会の報告書を読んでいるうちに、血圧が高まり、怒りが込み上げてまいりましたので、これを取り上げたいと考えます。学問に対して厳しさを失い、さらに自浄作用をも失った学問の府は、今や自殺行為を行いつつあります。大学の最大にして唯一の産物は一遍の論文ではなく、創造的な研究を遂行し世の中を幸福にする人間であることを忘れてはなりません。学生に愛情を注ぐことができない大学は大いなる欠陥品であります。また、今回の報告書は学問の急速な展開に総合大学が追い付いていない現状も露わにしました。この報告書に書いてある通りで、ここから改革を進めないなら、早稲田大学は少なくとも生命科学の学位授与権を返上するのが最良の解決策であると思います。

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