今月の紙面刷新でシステム不良が起こり、皆さんにご迷惑をおかけしております。Mmの憂鬱Premiumはニュースと連載の二つの記事がありますが、今回は皆さんに連載記事をお届けしています。本来なら新着ニュースのリストと連載ページのリストに両方、タイトルが現れなくてはならないのですが、それが不調です。システムが修復するまでしばらくは、新着ニュースのみにアビガンの連載記事3回目以降を掲載いたします。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくご容赦願います。
米国食品医薬品局はエボラ感染症の治療薬候補であったレムデシビルの緊急使用を、新型コロナウイルス陽性の入院患者で重症例の成人と小児の治療薬として2020年5月1日に認めました。これを受けて、厚生労働省はは5月上旬にも特例承認(緊急承認)する予定です。一方、アビガンについては5月4日に安倍首相は「5月中にも緊急使用を認める」と明言しました。アビガンを開発した富士フイルム富山化学は、きっとてんてこ舞いだと推定しております。何しろ、同社は当初、日米で行っている第3相臨床試験の結果を6月にまとめる予定だったためです。これをどう前倒しするのか、私の想像の外にあります。しかし、アビガンを前例として緊急使用を我が国が誇る条件付き承認制度を活用してもっと機動的に行う制度改革をして欲しいと願っております。さて、今回のメールでは2002年に副作用のため、一度は開発を中断したアビガンが、どうやって不死鳥のように甦ったのか?を探ります。
◎関連記事
日本のイノベーター第3弾(3)、競争企業は進み過ぎた、伝統的な細胞ベースの選抜が「アビガン」の幸運を引き寄せた
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/20/04/30/00577/?ST=wm
日本のイノベーター第3弾(2)初のランダムスクリーニングに踏み切って生まれた「アビガン」
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/031600039/042700013/
日本のイノベーター第3弾(1)エボラに続き新型コロナでも再注目の「アビガン」を生んだ2人の突破者
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/031600039/042300012/
連星記事一覧
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/20/04/21/00576/
アビガン、200万人分備蓄、使わない新薬の新たな市場
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/17/04/10/00189/?ST=wm
新型コロナ医療崩壊抑止の切り札、DR
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/20/04/13/00572/
自粛はここまでやれば良い、新型コロナ対策
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/20/03/17/00563/
日本企業はどこにいる? 新型コロナ対策
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/20/03/12/00560/
パンデミックの救世主となるか、mRNAワクチン
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/20/03/10/00559/
新型コロナウイルスに対する国産ワクチンを開発着手!
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/20/01/30/00548/
ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。Mmの憂鬱Premiumサイト(https://bio.nikkeibp.co.jp/wm/ )からならお得な料金(個人カード払い限定、月間550円(税込み)で読み放題)で購読いただけます。以前のバックナンバーもまとめてお読みいただけます。
※日経バイオテクONLINEの読者は、日経バイオテクONLINEのサイトから記事にアクセス願います。
この記事は有料会員限定です
- 会員の方はこちら
- ログイン
- 2週間の無料トライアルもOK!
- 購読・試読のお申し込み
- ※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)