昨日(4月6日)より、東京都では軽症の新型コロナウイルス感染者を宿泊施設などに移管して観察することを始めました。症状が進展して入院するまでの自宅待機や医療機関との連絡方法など、東京都は親切に、しかも着実に流行の第二段階への備えを進めています。1000床が新型コロナウイルス感染者に用意されております。現在はほぼ満床ですが、8割の軽症者を宿泊施設に移管して療養していただくことができれば、今後の患者増加にも十分対応できるのです。ただし、この戦略には一点だけ落とし穴があります。医療施設と家庭内での感染を防ぐ手立てが十分ではないのです。その鍵を握るのはPCR検査と感染防護具・人工呼吸器です。後者に関しては徐々に充足されつつあり、残るはPCR検査による確定診断です。幸い、我が国にそれを可能とする技術突破が起こっておりました。全自動RT-PCR装置です。なんと既にイタリアなど欧州ではこの機械がフル稼働していました。なぜ、我が国政府はこの機械の普及と増産を目指さないのか? 昨夜、安倍首相がPCR検査を一日2万件まで増加させるといった公約を実現するためには、どうしても自動化が不可欠なのです。
◎関連資料
軽症患者の宿泊施設への移管
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1007261/1007611.html
入院される方へ
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/oshirase/corona_0401.html
東京都の感染者確認状況
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
世界各国の感染者と死者の情報サイト
https://twitter.com/miyatamitsuru/status/1244041253878022151
新型コロナウイルスの最新情報はTwitterでフォロー願います
https://twitter.com/miyatamitsuru
ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。Mmの憂鬱Premiumサイト(https://bio.nikkeibp.co.jp/wm/ )からならお得な料金(個人カード払い限定、月間550円(税込み)で読み放題)で購読いただけます。以前のバックナンバーもまとめてお読みいただけます。
※日経バイオテクONLINEの読者は、日経バイオテクONLINEのサイトから記事にアクセス願います。
この記事は有料会員限定です
- 会員の方はこちら
- ログイン
- 2週間の無料トライアルもOK!
- 購読・試読のお申し込み
- ※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)