中国政府の公式見解では感染のピークは過ぎたと言っておりますが、再燃の恐れも残り、油断ができません。そもそも発表の数字そのものにも私は信頼を置いておりません。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染者数は今や10万人を突破、新規患者はイタリア、韓国、イラン、米国、日本など中国以外の地域で増加しつつあります。2020年3月6日からPCR検査が保険適用され、我が国でも市中感染を抑止し、重症患者の治療に医療資源を投入する白兵戦が始まります。しかも、これはひょっとしたら年を越す長期戦となりそうです。こうした陰鬱な状況に一筋の光が見えてきました。米Moderna社が開発したSARS-CoV-2に対するmRNAワクチン「mRNA-1273」が2020年3月2日、米国シアトルに拠点を置く医療保険団体The Kaiser Permanente Washington Health Research Institute(KPWHRI)の倫理委員会で承認され、第1相臨床試験のボランティアの登録が始まりました。ウイルスのゲノム配列が公表されてたった48日間で、治験にたどり着いたのです。ギネス記録更新は間違いありません。本日はこのワクチンの詳細を解説します。

◎参考記事

新型コロナウイルスに対する国産ワクチンを開発着手!

https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/20/01/30/00548/?ST=wm

治療薬に肉薄した新型ウイルス肺炎、2019-nCoV

https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/20/02/03/00549/?ST=wm

パンデミック目前、新型コロナウイルスCoV武漢2019の正体

https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/20/01/28/00547/?ST=wm

ダイヤモンド・プリンセス号が残した教訓

https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/20/02/21/00555/?ST=wm

PCR至上主義と政府の陰謀説の落とし穴

https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/20/03/03/00557/?ST=wm



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