【日経バイオテクONLINE】

Mmの憂鬱、エクソソームvs.再生医療、米国の戦略

(2019.12.03 08:00)1pt
宮田満

 2019年11月29日の午後に開催された21世紀先端医療コンソーシアムで、聞き捨てならない言葉を聞きました。東京医科大学医学総合研究所分子細胞治療研究部門の落谷孝広教授が「薬剤で直接分化誘導した肝臓細胞の臨床研究を米国で行うことを計画している。米食品医薬品局(FDA)と面談しているが、2回目の面談で、『細胞ではなくこの細胞由来のエクソソーム製剤を開発しないか?』と言われた」というのです。細胞ではなく、エクソソームによる再生医療が米国では猛烈な勢いで進展しつつあるのです。確かに、わが国は2014年の薬機法改正で、現在は細胞を使った再生医療の実用化が国際的にも最も早い法的なインフラが整備されています。ただ、エクソソームという破壊的イノベーションが、私たちの優位を破る可能性を忘れてはなりません。米国のレファレンス細胞保存機関であるATCC(American Type Culture Collection)は、新薬や診断薬開発を狙い2種のヒト細胞のエクソソームの標準品を2019年10月29日に初めて発売しました。どうやら米国はエクソソームを手掛かりに、再生医療で優位に立とうと心を決めたようです。今月、日経バイオテクはエクソソームに焦点を当てたセミナーを企画しています。プログラムを見る限り、これは極めて刺激的です。ぜひ下記のリンクからお早目にお申し込み願います。



◎参考記事

ATCC、エクソソーム標準品

https://www.prnewswire.com/news-releases/atcc-releases-cell-specific-exosomes-as-reference-materials-for-drug-and-diagnostic-development-300945272.html

本格化するエクソソーム療法の開発(日経バイオテクONLINE)

https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/082400016/112700097/

エクソソームの憂鬱

https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/19/11/05/00526/?ST=wm

ゲノム編集治療に新たなリスク

https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/19/11/06/00527/?ST=wm

エクソソーム創薬、細胞上清に隠れていた宝物

https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150713/186252/?ST=wm

miRNAhaは、あらゆる体液の中に分泌されている

https://bio.nikkeibp.co.jp/article/bc/0000/0305/?ST=wm



 ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。Mmの憂鬱Premiumサイト(https://bio.nikkeibp.co.jp/wm/ )からならお得な料金(個人カード払い限定、月間550円(税込み)で読み放題)で購読いただけます。以前のバックナンバーもまとめてお読みいただけます。

※日経バイオテクONLINEの読者は、日経バイオテクONLINEのサイトから記事にアクセス願います。

ここから先は「日経バイオテク」「日経バイオテクONLINE」の
有料読者の方のみ、お読みいただけます。

ログイン 購読お申込み

ONLINE法人版無料トライアル(2週間)でも記事の続きがお読みいただけます。
※トライアルのお申込みは「法人(内におけるご担当者の方)」に限ります。

無料トライアルお申込み

日経バイオテク お薦めの専門書籍・セミナー

PR・告知製品・サービス一覧人材・セミナー・学会一覧