今回は恥を忍んで、今までの思い込みの訂正をあえて行わせていただきます。日経バイオテクの記事にはなっておりませんでしたが、講演などで皆さんにお伝えしていた「2013年から米DuPont社・米Pioneer Hi-Bred社が米農務省から非遺伝子組換えであるという認定を受けた、Seed Production Technology(SPT)で作出したトウモロコシのF1種子はZnフィンガーやTALENというCRISPR/Cas9の前の世代のゲノム編集技術で作出された交配親で作出したもので、我が国は米国に倣ってSPTを非組換えであると世界で一番早く是認した」という誤認です。確かに、当時のインタビューではGene Editingと聞き取ったのですが、今になって事実関係を再調査してみると、確かにこれは誤報でした。謹んで訂正させていただきます。しかし、さらに調べてみると、今回日米で非組換え体と認定された根拠は、挿入された遺伝子がF1種子には残っていないという理由でした。組換え技術で挿入された遺伝子が残っていないから非組換え体と認定したことは、ゲノム編集で特定の遺伝子を欠失した品種は非組換え体として見なすとした環境庁のカルタヘナ法の適用方針(現在パブリックコメント中)に、強い根拠を与えるものとなりました。つまり強力な前例があったのです。



◎参考記事・資料

やっと出たゲノム編集規制素案の賞味期限

https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/18/07/13/00359/?ST=wm

ゲノム編集、規制論議の前提となる、農産物のゲノム変異のデータが無い

https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/wm/wbl/081000020/

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