【日経バイオテクONLINE Vol.2691】

Wmの憂鬱、”ポスト免疫チェックポイント阻害薬”現る

(2017.05.30 08:00)1pt
宮田満

 今回のメールは、中外製薬が2012年にシンガポールに設置した研究所、Chugai Pharmabody researchが生み出した2つの抗体医薬の続編です。前回の記事をお読みでない読者は、ぜひ下記の記事よりまずお読み願います。抗体医薬開発の最大の関門であった抗原の枯渇を同社が抗体誘導体でいかに突破したかを把握できます。今回は、抗原の枯渇の原因の1つである細胞当たりの標的抗原数の壁を突破した抗癌抗体ERY974の物語を語ります。間違いなく、免疫チェックポイント阻害薬の革命に続く、癌治療革命のエンジンとなる抗体誘導体であります。

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