いつかはこういう問題が起こる日が来ると思っておりました。米国で2016年9月13日、とうとう直接結果を消費者に返すDTC全ゲノム解析検査(DTCWGS)の実用化が始まりました。しかし、9月30日にはDTCWGSのサイトが閉鎖され、当面、募集が凍結されるというドタバタが生じたのです。米国であることは、日本でも当然近い将来起こり得るでしょう。既に実用化が始まり、市場はゆっくりですが拡大しつつあるDTC遺伝子検査(SNPs検査)に加えて、DTCWGSも議論しなくてはならない時代となったのです。このスピードに我が国の社会が振り落とされ、我が国の国民全員の健康構築の基盤となる全ゲノム情報を活用できないとなれば、世界で最も高齢化が進む、我が国の危機となるでしょう。厚生労働省と経済産業省は早急に国民や医師の啓発を進め、医療行為とヘルスケアの境界線を定める議論を始めなくてはなりません。

 ここからは申し訳ありませんが有料で全文をお楽しみ願います。Wmの憂鬱Premiumサイト(https://bio.nikkeibp.co.jp/wm/)からならお得な料金(個人カード払い限定、月間500円で読み放題)で購読いただけます。以前のバックナンバーもまとめてお読みいただけます。

※日経バイオテクONLINEの読者は、日経バイオテクONLINEのサイトから記事にアクセス願います。

この記事は有料会員限定です

会員の方はこちら
2週間の無料トライアルもOK!
購読・試読のお申し込み
※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)