日経バイオテク6月27日号「特集」

骨髄由来の高機能な細胞集団が続々

独自マーカーで細胞集団を分離、心血管疾患や難病の治療に応用へ
(2016.06.27 00:31)1pt
2016年06月27日号
高橋厚妃

 成体の様々な組織に存在する体性幹細胞の実用化が加速している。2015年には、JCRファーマの細胞医薬「テムセル」(ヒト〈同種〉骨髄由来間葉系幹細胞)が承認された。2016年2月に厚生労働省は、優先的な審査を受けられる先駆け審査指定制度の対象品目に、体性幹細胞を用いた細胞医薬2品目を指定した。脊椎損傷を対象に骨髄由来の自家の間葉系幹細胞(mesenchymal stem cells)を投与するニプロのSTR01と、小児先天性心疾患を対象に心臓組織から単離された心臓内幹細胞を投与する日本再生医療(東京・港、戸田光太郎社長)のJRM-001だ。

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