創薬ベンチャーの導出契約

 日経バイオテクの調査では2016年5月末現在、日本の創薬ベンチャーから導出されているのはオプション契約を含めて71品目。2015年の新たな導出は7件と2012年を底に増加傾向にある。2016年も5カ月間で5品目の新規契約と高い水準だ。いちよし経済研究所の山崎清一首席研究員はこの理由を、「遺伝子治療やウイルス製剤など、日本のベンチャーは変わったものを手掛けてきた。数年前までは見向きもされていなかったこれらの領域に時代が追い付いてきた。これまで粘ってきたものが芽を吹く時代が来たのではないか」と分析する。導出の際に必須となるデータをそろえるための資金調達の環境も改善しており、今後も高い水準での導出が期待できそうだ。

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