あけましておめでとうございます。昨年東証マザーズ市場に上場して以来インタビューの機会もふえ、“創業してこれまでで一番うれしかったことは?”という質問をよく受けます。やはり一昨年米国で実施した当社の再生細胞薬の治験において、従来全くよくならないといわれてきた慢性期脳梗塞の患者の方々がよくなったビデオを治験医師から見せていただいた時の感動が一番です。歩くことができず車椅子での生活を余儀なくされてきた患者の方が2年ぶりにご自身の足で立ち、ゆっくりながらも歩くことができるようになったなどの運動機能の改善や、または言語機能の改善などが見られ、開発に手ごたえを感じた瞬間でした。

 今年はさらなる発展の年にしたいと考えております。これまで、日本中そして世界中の患者の方々に再生医療を届けたいという想いのもと、再生医療で難しいと言われている量産化に成功、米国で実施しました第1/2a相治験で有望な結果を得、大手製薬メーカーとの事業提携もいただき、着実に事業化に向けて進捗してきております。今年は先日開始致しました脳再生分野における世界最大規模の米国での第2b相脳梗塞治験、そして第2相外傷性脳損傷治験で多くの患者の方々に参加いただき、また日本での治験も開始するべく準備を進めております。

 1日も早く、多くの患者の方々に再生細胞薬を届けることができるよう、2016年もしっかりと取り組んで参ります。