日経バイオテク7月25日号「World Trend欧州」

英国、EU離脱してもEMAには残留とみられるこれだけの理由

(2016.07.25 00:36)1pt
2016年07月25日号
平崎誠司

 医薬品を含め規制は国の制度に依存するため、今回の離脱決定の影響を最も大きく受ける可能性のある分野だ。英国はEUの医薬品規制機関である欧州医薬品庁(EMA)の枠組みの中にあり、かつEMAの本部はロンドンにある。既にEMA移転の可能性が指摘されており、実際にEU離脱が確実になれば(英国は離脱の意思をEUにまだ正式に通告していない。通告から2年以内に離脱の交渉を行う)、移転を余儀なくされるだろう。デンマークやスウェーデンが受け入れに興味を示しているが、こうしたケースでは力の集中を防ぐためにドイツやフランスなど大国への移転は難しく、医薬品産業で歴史や競争力を持つ北欧への移転は現実味のある選択肢といえる。スペインも名乗りを上げており、どこに落ち着くかはまだ不明だ

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